「はじめまして!健太から聞いてるかな?」
初めてあった兄貴の彼女を好きになってしまった
兄貴の彼女を好きになってしまった
書き溜めてないからゆっくりだけど良ければ聞いて欲しい。
すぺっく
俺
当時中学2年生
名前 涼太
兄貴
当時高校2年生
名前 健太
兄貴の彼女
当時高校2年生
名前 歩美
俺が最初に歩美と出会ったのは、中学2年生になってすぐの4月だった。
その日は休日だったけどサッカー部の練習もなく、家の中で何をするでもなく下はジャージに上はTシャツっていう部屋着姿でいたんだ。
両親は共働きだし、兄貴の健太は朝からどっかに出掛けてて俺は一人でテレビ見ながらご飯食ってた。
ご飯食べ終わってソファに座りながら携帯をいじってたら、いきなりピンポーンってインターホンが鳴ったんだ。
普段居留守使う俺だったが、その日は母親が宅急便来るから居留守使うなってメモを置いていた。
しょうがなく印鑑持って玄関の扉を開けると、そこには段ボールの代わりにコージーコーナーの箱を持った女が立っていた。
当然俺は意味が分からないし、誰?不審者?とか思った。そこで戸惑っている俺を見て、満面の笑みを浮かべた女は口を開いた。
女「はじめまして!健太から聞いてるかな?」
俺「えっ?」
女「あれ?聞いてない?今日、健太の家に遊びに行くって言ってあったんだけど…涼太くんだよね?」