プレゼント企画実施中! >>

【※初恋※】少女「ねえ、宿題とかさ、一緒にやろうよ」この一言から俺の初恋が始まったのかもしれない・・・

僕「じゃあちゃんとつかまっててよ」

ギィーコ・・・ギィーコ・・・

少女「お・・重くない?大丈夫?」

僕「大丈夫。海って浜木綿海岸でいいの?」

少女「うん!」

『浜木綿海岸海水浴場』

ガシャン
僕「砂浜でいいの?」

少女「うん。急ごう!」
タッタッタ

僕「うん」
タッタッタ

ボオ――――ッツ!

ボオ――――ッツ!

ボオ――――ッツ!

僕「・・・・」

少女「間に合った!」

僕「すごく・・・おっきい船だね」

少女「豪華客船だよ。今日、この時間にここの近くを通る予定だったから」

僕「・・・」

少女「・・・」

まるで大きなマンションをそのまま海に浮かべたようだった。

遥か沖を通っているはずのその船は、手を伸ばせば届きそうな気がした。

ふと横を見ると、少女の大きな瞳にもその船が映っていた。

僕に気付いた少女はこちらを見ると、何も言わずにふふっと笑った。

初めて時間が過ぎるのを忘れた。

時間を忘れた僕らは、昼休み終了のチャイムに間に合わず、先生に怒られた。

でも学校の外に出たことはばれなかった。

だからそれは僕らの秘密になった。

ルールを破ったことに、不思議と罪悪感は無かった。

少女と初めて海に行った日、少女は僕のことを確かに友達と言った。

その日から僕の中に生まれた可笑しな気持ちは、それが何なのか分からないまま、その後もずっと燻りつづけていた。

前のページへ 次のページへ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

コメント

匿名 2018.07.26 20:20

感動しました

返信
匿名 2018.07.28 17:48

いい話でした(*´ー`)

返信
匿名 2018.10.02 16:05

あの、こっちが泣かされたけど止まりません.˚‧(´ฅωฅ`)·˚.

返信
名無し 2019.01.12 07:55

すっごいいい話!泣けた。

返信
名無し 2019.01.13 17:02

最高にいい話でした!!!
こういう系めっちゃ好きでとても羨ましいです!

返信