プレゼント企画実施中! >>

【※初恋※】少女「ねえ、宿題とかさ、一緒にやろうよ」この一言から俺の初恋が始まったのかもしれない・・・

桜の花が咲くころ、僕は生まれた町から遠く離れた学校で新しい生活を始めた。

男子寮の仲間たちは皆個性的で、僕は特段変わった奴ではなくなった。

僕は、新たな環境でたくさんの友達を作ることができた。

とても居心地がいい3年間が過ぎ、そのまま付属高校でさらに3年の時間を過ごした。

でも、たくさんの友達ができて初めて気づいた。

あの時の僕の気持ちは、友達への気持ちとは少し違うということに。

僕は季節が巡る度に、少女のことを思い出した。

少女と最後に交わした言葉が燻りつづけた。

寮のベッドで目をつぶると、目まぐるしく変わる少女の表情が浮かんだ。

僕が、笑った顔も泣いてる顔も怒った顔も知ってるのは、たぶん少女だけだ。

僕が寮のある中学に進んだ年の6月、母は実家を東京に移した。

だから僕の実家は、あの町には無くなった。

だから僕は、6年間あの町に帰ることは無かった。

***

教師「じゃあ次は・・僕か」

ガチャ
僕「失礼します」

教師「えっと・・ああ、お前のところは親は来れないんだったな」

僕「すみません」

教師「ああ、別にいいよ。そういう奴多いしな。まあ二者面談で行くか」

僕「はい」

教師「えっと・・希望進路は・・・は?なんだこれふざけてるのか?」

僕「いや、ふざけてないです」

教師「航海士と獣医って・・接点無さすぎだろ」

僕「でも、いくら考えてもそれしか浮かばないんです」

教師「まぁ・・お前の成績なら医学部でも大丈夫だと思うから特に何もいう事は無いんだがな・・」

僕「そうですか」

教師「とりあえず獣医学部と海洋系大学のパンフ探しといてやるよ」

僕「ありがとうございます」

前のページへ 次のページへ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

コメント

匿名 2018.07.26 20:20

感動しました

返信
匿名 2018.07.28 17:48

いい話でした(*´ー`)

返信
匿名 2018.10.02 16:05

あの、こっちが泣かされたけど止まりません.˚‧(´ฅωฅ`)·˚.

返信
名無し 2019.01.12 07:55

すっごいいい話!泣けた。

返信
名無し 2019.01.13 17:02

最高にいい話でした!!!
こういう系めっちゃ好きでとても羨ましいです!

返信