【※初恋※】少女「ねえ、宿題とかさ、一緒にやろうよ」この一言から俺の初恋が始まったのかもしれない・・・

高校3年になって、進路を考える必要になったとき気づいた。

僕に『将来の夢』は無かった。

何になりたいか、ではなかった。

6年前に故郷に忘れてきたものを取りにいかなければいけないと思った。

やっと分かった。

6年前、少女が何を言いたかったのかを。

6年間、自分がどれだけ愚かだったのかを。

何も手に持たず、少女に会う事なんてできないと思った。

会えるかは分からないが、次会うときは、少女に誇れるものを持っていかなければいけないと思った。

僕は、幼いころ見た少女の涙を、拭うことができるかもしれない可能性を求めて大学に進学した。

大学一年の前期の授業が終わった夏、僕はアルバイトで貯めたお金を持って、海のにおいのする故郷に向かった。

時間は残酷だ。

でも、時間が惨酷になるのはいつだって僕に責任がある。

子供たちに6丁目広場と言われていた空き地は、高速道路の高架下となっていた。

8月の終わりの祭りは無かった。

6丁目と言う番地も無くなっていた。

高架下には遊歩道ができて、この町の人が行き交っていた。

彼らはボクを見るたびに怪訝な表情で通りすぎていった。

どんなに頑張っても涙は止まらなかった。

余りに遅すぎた。

僕は、やっと僕の初恋に気付いた。

そして、同時にそれを失った。

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コメント

匿名 2018.07.26 20:20

感動しました

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匿名 2018.07.28 17:48

いい話でした(*´ー`)

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匿名 2018.10.02 16:05

あの、こっちが泣かされたけど止まりません.˚‧(´ฅωฅ`)·˚.

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名無し 2019.01.12 07:55

すっごいいい話!泣けた。

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名無し 2019.01.13 17:02

最高にいい話でした!!!
こういう系めっちゃ好きでとても羨ましいです!

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名無し 2019.01.26 23:49

鳥肌たったぞ

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名無し 2019.01.27 00:31

とても良かったです!
感動しました‼︎

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名無し 2019.01.27 19:12

めっちゃいい
いいはなし

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名無し 2019.01.28 21:39

面白かった!

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