【※青春※】男「俺は……海に行きてぇな」この夏は、この高二の夏は、人生で一度しか無いんだから・・・

男「俺は……海に行きてぇな」
この夏は、この高二の夏は、
人生で一度しか無いんだから・・・

最高の夏休みにしたい高校2年の夏

7月の半ば。
梅雨も明け、強さを増した日差しが容赦なく照りつける。
高校から駅までの道は日陰もなく、アスファルトからの照り返しもあって、実際以上に暑く感じる。
だからだろうか

友「夏だーっ!」

コイツのように叫び出すようなやつも現れる。

男「……」

友「夏だーっ!」

男「……聞こえてるから」

友「夏休みだーっ!」

男「そうだな」

友「お前なんか予定ある?」

男「……じゅ、塾」

友「後は?」

男「……」

友「……無いよな」

男「急にテンション下げんなよ……」

友「遊びいこうぜ!海いこう、海!」

男「お前去年同じこと言って結局近所の用水路でザリガニ釣ってたじゃねーか」

友「うるせぇ!別に海の代わりに行ったわけじゃねーわ!」

友「弟の自由研究の手伝いだよ!」

男「あーあーはいはい」

友「でもさ、今年遊ばなかったらもうチャンス無いぜ」

男「あー」

友「もう高二じゃん?高三になったらもう受験勉強じゃん?今年ラストじゃん?実質」

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