【※からかい上手の高木さん※】西片「どうやらオレは今、夢を見ているらしい。え?何で夢だと分かるって?」

西片「高木さん、貸して。開けてあげるから」

高木さん「いや、まだ無理だから!ただいまチェック中だから!」

西片「まだ無理って…」

覚えている…覚えているぞ。筆箱でオレを引っかけようとした時だ。びっくり箱でからかってやろうとするオレを逆にからかってきたやつだ。

うまく決まれば、びっくりすること間違いなしだ。

だからって本人の前でやろうとしなくても…

高木さん「んん~~!」

高木さん「ふふん…」

準備オッケーと言わんばかりにこちらにどや顔してきた高木さん。

しかしよく見れば筆箱から紙がはみ出している。

西片「…下手だなぁ」

高木さん「むっ…そう言っていられるのも今のうち…」

高木さん「ああっ!筆箱が開かなくなっちゃった!どうしよう!ねえどうしよう西片!」

わざとらしいな!さっきと言い方変えただけじゃんか!

高木さん「ああーこまったなー、私の力じゃ開けられないなー。こんな時、力の強い男子が助けてくれたらなー」

遠回しにオレにやれって言ってるな…

なら…ん?ちょっと待てよ?

西片「…木村にでもやってもらえば?」

高木さん「えっ!?」

西片「オレよりは力あると思うし」

どうだ、反撃してやったぞ!


高木さん「いやいやいや!それは違うんじゃないかな!!西片、隣の席なんだからさ!助け…」

先生「うるせーぞ高木!」

高木さん「…すみません」

先生「ったくお前はいつもいつも…」

高木さん「…西片ぁ…!」

西片「ははは…」

えええ!?高木さんが怒られた!?からかったのはオレなのに!それと、いつもいつもってことは…

この世界では、オレと高木さんの関係が逆転しているのか…?

高木さん「バカ!西片のバカ!」

西片「ごめんごめん…」

高木さん「西片め…」

やった!夢とはいえ、こんなに高木さんをからかってやったのは初めてじゃないか!?

ひょっとしてこれは、神様がいつもからかわれているオレに与えてくれたサービスなのでは!?

西片「むふふ…」

高木さん「…なに笑ってるのよ西片」

西片「へ!?なんでもないよー!?」

高木さん「ふーん…」

西片「た、か、ぎ、さーん…」

高木さん「な、何…?」

相手が狼狽えた隙にすかさず距離を詰める!高木さん、あなたが教えてくれた技だよ…

西片「どうしてオレに筆箱を開けてほしいのかな?」

高木さん「そ、それは…隣の席だから…」

西片「それにしては様子がおかしくないかい?」

西片「まさか、“また”オレをからかおうとしたの?」

高木さん「ううっ…」

西片「いやぁ、だとしたらまだまだだねぇ!オレに勝つのは十年早いんじゃないのぉ!?」

高木さん「うううっ…!」

気持ちいい!夢だけどあの高木さんに完全勝利だ!

そうだ…チャンスは今しかない!こうなったら、やれるだけのことやってやる!

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